今、仮想化がおおはやり、VMwareとか結構簡単に設定できますが、それにブレード、Fibre Storageとか付けてSANブートさせるとなると中々ね、でもポイントさえ押さえればOKということで困っている誰かの為になればと。 ・・ただ間違ったことを書いているかもしれませんのでその点はご勘弁を
今回の構成
・Storage IBM V7000 Canister x 2 SSD, SAS, NearlineSAS などごちゃまぜ
・Blade Server IBM HS222 7870-H2J x 3, 7870-L2j x 1
・Brocade FC Switch 24Port 8Gbps
・Vmware ESX3.5 Update5
大体の構成は下の図のように。
ややこしそうなんですが、冗長化してるだけなんでひとつづつバラで見るのがポイント。
最初に構成つくる時に疑問に思えることを解決しておきましょう
・BladeのHBAが2個あったり、FC SwitchにSFP(光ケーブル)が4本ささったり、SwitchからStorageに4本刺さったり、この辺の制御はどうなってるんだろうと。特にNWを知っている人ならこれの経路制御はどうすんの?と思っちゃいますよね?
やると分かるんですが、Fibreって水が流れるようなものでNWのような面倒な制御は要らないみたい。単に水路切り替えるだけで流れちゃいます。だいたいMACアドレスとIPアドレスの再割付みたいな物はないしね。
経路制御は基本、Bladeに乗っているOSがやります。VMwareは最初から組み込まれているので特に気にする必要なし。Windows系を乗せる場合、経路制御用のアプリ、別途インストールが必要です。
Brocade Switchは大雑把なやつで単に色々なルートを書いてしまえばOK。それでループするのではとか気を使う必要なしです。
では次から、Brocade Switchの設定です。